風邪薬を飲む前に習慣にしたいアロマオイルの使い方

風邪薬を飲む前に習慣にしたいアロマオイルの使い方

風邪薬は強い眠気を誘導したり、胃腸への負担がかかる場合もあります。
ひきかけの風邪や、風邪の予防にはアロマオイルを使ってみましょう。
お子様が適切なアロマを少ししみこませたハンカチやマスクを使用すれば効果を発揮してくれます。

せきを鎮めてくれるスパイシーな清潔感のある香りサイプレス

お子様の咳は長引くと気管支炎に発展することがあります。
家庭で早めにアロマで手当をしてあげることで、穏やかな回復が期待できます。
サイプレスのアロマオイル（精油）は、ウッディーでスパイシーな香りです。
ヒノキ風呂のように心地の良くなるような香りは、自然とリラックスできて気分がゆったりとしてくるのが特徴です。
風邪の時に大切なのは、しっかり休養ととること。
咳が続くときは、うがいをした後にガーゼのマスクの下端にサイプレスを1滴たらして、香りを吸い込むようにしましょう。
身体を横たえている時は、胸元にサイプレスを１～２滴たらしたハンカチを置いて吸入するのがおすすめです。
熱がなければアロマバスにしてもOKです。
お子様の場合は体力の消耗を防ぐため、サイプレスを３～５滴落とした深めの洗面器で足湯をさせてみるのがおすすめです。

殺菌と消毒作用がある医薬品のような清潔感のある香りティートゥリーと一緒に併用したいラベンダー

ティートゥリーには、強力な殺菌特性があります。
免疫能力を高めたり、感染症を防ぐのにも役立つため、風邪気味のお子様にはぴったりです。
風邪の流行る季節には、ハンカチに1、2滴精油を落として香りを嗅ぐだけで、風邪の予防ができます。
スプレーにして寝室中にふきかければ、眠っている間に働きかけてくれるので、習慣にしたいですね。
基本的に肌に直接つけるのは危険な精油の原液ですが、ティートゥリーとラベンダーだけは、少量であればOKです。
使用前のバッチテストを必ず行って、問題がないかを確認して使用しましょう。
学校や外出時にも少し首元につけておくなど、常に精油のパワーを感じることができるようにすると状態の回復も早まります。
ラベンダーは「万能精油」とも呼ばれる様々な効果や効能があり作用が大変穏やかなのも特徴で、小さいお子様にも安心です。