質の良い睡眠を取ってお肌を若返らせる、シンプルな方法とは

たっぷり眠れた日の朝は、なんとなく肌のコンディションもいい気がしませんか？
実は、眠っている間には肌のターンオーバーが行われます。
つまり、良質な睡眠を毎日取れれば、ターンオーバーが促進されて肌も若返るということなのです。

お肌のためには何時に寝るべきか？

お肌のためには22時までに寝たほうが良い。
22時から深夜２時頃までは、お肌のゴールデンタイム。

以上のような話、聞いたことがありませんか？
実はこれ、最新の研究ではあまり意味がないという説も出ているのです。
そもそもこの「ゴールデンタイム」は、成長ホルモンが分泌される時間を指しています。
成長ホルモンは肌の再生を促す働きを持っており、多く分泌されるほど美肌に効果があると考えられてきたのです。

しかし最近では、ある程度以上の年齢になると、成長ホルモンの分泌量が減ってしまうことがわかっています。
つまり例え22時に寝ていても、ホルモン分泌の全体量が少ないので美肌効果も期待できないというわけです。

近年では、何時に寝るかより、睡眠後の３～４時間後が重要だという主張も登場しています。
成長ホルモンは時間によって分泌されるのではなく、寝入ってから３～４時間後に多く分泌されることがわかってきたからです。

美肌のためには睡眠時間も長く取るべき？

睡眠不足は美肌の大敵、というイメージがあるかと思います。
実際、クマができたり肌荒れの原因になったりと、寝不足はお肌に良くない影響を与えますね。
では、長く寝れば寝るほど、お肌のために良いのでしょうか。

一説によると、成人の場合一日の睡眠時間は７時間がベストなのだとか。
もちろん個人差もありますが、だいたい６～８時間の睡眠を取れていると、健康にも美肌に良いようです。

さらに、睡眠自体の質も重要です。
手足の冷えを温めたり、寝る前にはテレビやパソコンを見ないようにする、といった工夫で、深く快適な眠りにつくことができます。
良質な睡眠のために一番大切なのは、時間にとらわれず、最もリラックスできる環境で眠ること。
これをポイントとして、睡眠美容法を始めてみてはいかがでしょう？