乾燥肌でもニキビができる?!
ニキビができるのは、お肌を清潔にしていないから?それとも元々の肌質が原因?
これはどちらも正解ですが、オイル肌だけにニキビができて乾燥肌にはニキビができない。という事ではありません。
どうしてニキビができるの?
それは、お肌の毛穴と角質が大きく関係しています。
そもそも乾燥肌は脂質が足りないのだから、関係ないでしょ。
という考え方は大きな間違いです。
ニキビは毛穴の詰まり、角質汚れの詰まりが原因です。
一般的にニキビで悩むオイル肌タイプのお肌は皮脂が多いため、それが毛穴に詰まってしまいニキビとなります。
毛穴も常に開いてしまっているので、角質や皮脂が詰まりやすいのがオイル肌タイプの悩みではないでしょうか。
実は要注意なのは、乾燥肌タイプ
お肌の乾燥が進むと毛穴は小さくなり、表面はカサカサになります。
潤いが足りない乾燥肌は、水分を逃がさないように、より毛穴を縮めてしまいます。
カサカサに硬くなったお肌は角質を外に出すことが出来ずに、毛穴が詰まってしまうのです。
これが乾燥肌ニキビの原因です。
乾燥の為に閉じきってしまった毛穴から、角質汚れを外に出すのは容易ではありません。
特に乾燥する季節は肌質に関係なく、毛穴が閉じてしまう傾向があるので誰にでも乾燥ニキビは起こりうるのです。
お肌の状態に合わせたスキンケア
乾燥しているのにニキビ?!
こんなアンバランスなお肌の状態だと難しいのがお肌の状態に合わせたスキンケアですよね。
乾燥する季節は、従来のスキンケアでは不十分になってしまいます。
オイル肌タイプでさっぱり系のスキンケアをしている方は、乾燥の季節になるとお肌に必要な油分まで取ってしまう可能性がありますので、目元・口元などが乾燥してしまいます。
乾燥肌タイプは、より乾燥に注意が必要です。普段の保湿ケアに+αの保湿をしてみましょう。
お肌の状態に合わせて集中的にケアをする、スポットケアを。
乾燥で閉じきってしまった毛穴を柔らかくして角質汚れを外に出すようにしないとニキビはなかなか治りません。
しかも悪化すると黒ニキビになってしまうので乾燥の時期を過ぎても、ニキビに悩むことになります。
乾燥肌のニキビを防ぐには、普段のスキンケアとスポットケアを試してみて下さい。
毎年訪れるつらいカサカサ肌の乾燥時期を、上手に乗り越えたいですね。