あなたの噛み合わせは大丈夫?ズレの判別法と自宅ケア
不正咬合といった症状を知っているでしょうか?
いわゆる受け口や、上の歯と下の歯がずれてしまっているような、適切に噛み合っていない歯の状態をいいます。
放っておくとこんなに危険!不正咬合の怖さとは
不正咬合にはいくつか種類があります。
例えば歯並びが凸凹になっている乱杭歯や出っ歯、あごの横ズレや、指しゃぶりによる噛み合わせ異常なども、不正咬合の一つです。
これらの症状を放っておくと、食事の際にうまく噛めなくて栄養の吸収が悪くなったり、姿勢や骨格に悪影響を与え、顔が歪んでしまう可能性もあるのです。
噛み合わせ異常があると、外見にも影響があります。
出っ歯やあごのずれを気にして、人目が気になり、内向的な性格になってしまうこともあります。
食べ物が噛みにくいので左右のどちらかばかりで噛むクセがついてしまい、あごの成長に偏りが生じて曲がってしまうことも。
さらに、歯だけでなく舌や唇の動きにも影響が出て、言葉の発音が悪くなり、滑舌が悪くなる場合もあります。
噛み合わせが悪いと集中力が低下し、イライラしやすくなるというデータもあるのです。
つまり、ただでさえ噛み合わせは日常生活に深く影響する上、特に子供の噛み合わせ異常はなるべく早くケアすることが大切なのです。
理想は左右のバランスが整っている顔!顔のズレ自己判断方法
人間の顔は左右非対称であるといわれますが、なるべく対象に近くなることで、いわゆる美人顔になります。
もしずれや歪みがある場合、それをケアすることで顔立ちをより魅力的にすることができるのです。
噛み合わせ自己判断方法
①割り箸チェック
割り箸の真ん中を噛み、鏡で左右の端の高さをチェックします。
割り箸が水平になっていればOKですが、傾いている場合は噛み合わせがずれているかも。
②顔のラインチェック
ペンや定規など、真っ直ぐな物を用意します。
鼻先とあごを結ぶラインにペンなどをあてて、鏡などで横からチェックします。
鼻とあごを結んだラインより少し内側に唇が入っていればOKですが、唇が外側に出ている、逆に内側に引っ込みすぎているなどの場合は異常があるかもしれません。
噛み合わせは先天的な原因で生じる場合と、後天的な原因で生じる場合の2通りがあります。
多くの場合は治療することが可能なので、もしやと思ったらぜひ専門医に相談してみてくださいね。