自分に合った枕、使ってますか?シワを作らない枕の選び方
歌手であり俳優、独特の美貌で存在感を示す三輪明宏さんは、首にシワができないように枕は使わずに寝る、とテレビで公言しています。
枕がないと寝にくいという人もいるかもしれませんが、使っている枕が本当に自分に合っているか、調べたことがあるでしょうか?
肩こりや腰痛は枕が原因かも?枕が合っていないと起こること
寝ているときの姿勢は日常のさまざまなシーンに影響します。
特に枕によって、体のあちこちに歪みや負担が生じてしまうことも。
例えば、枕の高さが合っていないと、肩や首のこりの原因になります。
また、枕が柔らかすぎたり形が合っていなくて寝返りが打ちにくくなっていると、腰痛を悪化させることもあるのです。
通気性の悪い枕だと頭に熱がこもってしまい、寝苦しくて夜中に目が覚めてしまったり、しっかり寝ているのに疲労感が抜けないなんてことも。
また、寝たときにあごが下がるような枕の場合、首のしわが深くなってしまいます。
枕は大きさや柔らかさに気を使う人が少なくないかと思いますが、実は枕全体の長さも重要です。
横幅の長さが足りないと寝返りを打ったときに頭が落ちてしまいます。
かといって、布団からはみ出すほどのロングサイズだと、寝ている間に枕がずれてしまうこともあり、布団やベッドのサイズとのバランスも大切です。
自分に合った枕の選び方
枕なんてどれも同じ、と思ってはいけません。
実は骨格や頭の形、寝るときの頭の高さなどに応じて、人それぞれ本当に合った枕は違うのです。
では、どのように正しい枕選びをしたら良いのでしょう。
ポイントは、大きさと高さ、枕の形状です。
一般的な枕のサイズは43センチ×63センチで、これは大体成人の肩幅と同じ横幅です。
これより大きい物はホテルなどで使われるもう少しワイドな物、アメリカンサイズ、2人用のダブルサイズ用などがあります。
体型や寝返りの頻度に合わせてサイズを選ぶといいですね。
高さはだいたい3センチ程度を目安に、男性であれば高め、女性は低めの物を好む傾向にあるようです。
形状については、くぼみのある物、後頭部から肩に合わせた波型の物、内部がユニット構造になっていてより頭にフィットする物などがあります。
それぞれ寝心地が違うので、寝具売り場で試してみるといいですね。
最近は寝具売り場で専門の診断士が枕選びを手伝ってくれるところもあり、そのまま実際に寝心地を試すこともできます。
最後の決め手は「自分が寝やすいかどうか」なので、ぜひ実際に試してみてから、自分に合った枕を見つけてくださいね。