ダイエット中の朝食は食べるべきかどうか?その意外な答えとは
どんなときでも朝食はしっかり食べるべき。
そんな風に思っている人が少なくないのでは?
しかし実は、それは間違った思い込みなのかもしれません!
朝食は食べるor食べない。ダイエットに有効なのはどっち?
一日の始まりは朝食から、なんて聞いたことがありませんか?
脳がしっかり働くためにも、糖分を摂ったり炭水化物を摂った方がいい、なんて説もあります。
しかし、最近では必ずしも朝食は必要ではないという考え方も浸透し始めているのです。
例えば、「1日2食健康法」というものがあります。
食事は昼と夜をしっかり摂れば充分であり、朝食は抜く・もしくは少なめでも問題ないという考え方です。
実は、あるデータでは、ダイエットに成功した人のうち2割の人は、朝食を食べない人たちでした。
つまり、朝食を抜いたからといって、ダイエットに影響があるとは言い切れないのです。
また、欧米の科学者に支持されている「ナチュラルハイジーン」という考え方もあります。
これは、人間の体の活動リズムに合わせたライフスタイルを提唱するもので、これによると午前中は「排泄の時間」なのだとか。
胃腸が毒素などを排泄する時間に食べ物を摂るのは良くないとして、朝食は食べないことを奨めているのです。
日本でも「朝食有害説」を唱えている専門家は少なくありません。
健康のためにもダイエットのためにも朝食は必要ではない、という考え方が広まりつつあるようです。
朝食を食べないとやる気が出ないという人に
もし本当にダイエットのために朝食を食べない方がいいとしても、なかなか実践するのは難しいですね。
朝食を食べないと落ち着かない、仕事や勉強に集中できない、お腹が空いてしまうなど、朝食を食べるのが習慣になっている人にはいきなり朝食抜きはハードルが高いもの。
そこでおすすめなのが、胃腸にも優しく、腹持ちも良い朝食を選ぶこと。
例えば新鮮な野菜や果物は、健康のためにも良い食べ物。
また、流行中のスムージーは、消化・吸収も良く美容にも効果があります。
おかゆや野菜のたくさん入ったスープなら、体も温まり、まだ眠っている体を優しく目覚めさせてくれます。
朝食を食べるかどうかより、何をどれくらい食べるかが一番重要です。
ダイエット中は一日の総カロリーに注目して、2食でも3食でも、全体的なバランスに気をつけてみましょう。